にんにく栽培は長期間かかるから、除草作業ってちょー面倒ですよね。
除草剤を使えば解決するかもしれないけど、せっかく作るなら無農薬で作りたいですし。
今回は、僕が実際に試した手抜きケースを1つ紹介していきます。
自然に溶け込んだ栽培方法で作ってみた
農業をやるからには、無農薬で化学肥料を使わない栽培で作物を育てたくなるんですよね。
そこで試したのは、自然を壊さず草と共存して栽培する。
結論からするとこれは…
ほとんど売り物にならない、または収穫が大変。
まずは、どんな風に栽培したかというと。

こんな感じで、畝立てだけをしてマルチを敷かず、にんにくを植え付ける。

一応、米どころなので最初にマルチの代わりにたくさんもみ殻を敷き詰めてあとは放置してみました。
3か月過ぎると、1月の寒さでも雑草とにんにくは共に元気でした。

さらに冬が終わり、春を迎え3月になると、草の勢いが増していき。一応にんにくはなんとか頑張っているといった感じでした。

収穫が近づく4月下旬になると草むら状態でぱっと見では、にんにく畑とは思えない。

にんにくの高さほどに草が生えてしまって、歩くのが大変で湿気がすごいから感染病が発生したら瞬く間に広がるでしょうね。
この状態では、草が絡まり引っこ抜くのも一苦労で逆に大変さが増しました。
また、ほかの畑に比べて全体的にサイズがこぶりになってしまったので商品価値が低くなりました。
肥料、農薬なしに育ててみたのですが、あまり実用的ではありませんですね。
いや、むしろこんな環境でも育つにんにくって逞しいといえるのかな。
まとめ
全体的には売り物サイズには適さない栽培方法でしたが、体に良いものとして取り入れるには良いにんにくができていたかもしれません。
草が絡まり湿気がこもるので、やはり適度に除草は必要ですね。
マルチの代わりとして期待した籾殻でしたが、多めに敷き詰めても除草効果はほとんどなし。
最低限、黒マルチを敷いて除草効果を狙って栽培するほうが手間や労力を減らすので良いことがわかりました。(いまさらw)
なるべく手間がかからずにより良いものを作れないか日々研究しています。
また、なにか試したことがあったら書いていこうと思います。