
生にんにく(新鮮なにんにく)と乾燥したにんにくって栄養が違うのかって気になりますよね。
今回は栄養を中心に比較をしてみました。ぜひ参考にしてみてください。
参考情報元
農林水産省:https://www.maff.go.jp/
カゴメ株式会社:https://www.kagome.co.jp/
目次
- 生にんにくのよいところ
- 乾燥にんにくのよいところ
- 結局どっちが良いのだ
生にんにくの良いところ
にんにくの特徴的な栄養素にアリインと呼ばれる成分があります。
このアリインは刻んだり傷がつくことでアリシンという成分に変わり、血液サラサラ効果や抗酸化作用といった効果を生み出しています。このアリシンをたくさん摂取するなら生のほうが向いています。
次に、ビタミンB群が多いという点とアリシンがビタミンB1の吸収を助けてくれるという働きがあるので、肌の状態が良くなったり、疲れが取れる効果があります。
そして食物繊維が多いので、腸内をきれいにしてくれて頼もしいですね。
これらの点が乾燥にんにくに比べて高い効果を持っているようです。
乾燥にんにくの良いところ

一方で乾燥したにんにくにも優れた点があります。
にんにくを乾燥させるとスコルジニンという成分が力を発揮します。このスコルジニンという成分は、食欲増進やエネルギー代謝がよくなるにんにくパワーの代表格です。
あのエネルギッシュな「きたー!!」ってなるのは乾燥にんにくのほうが良いようです。
食欲がないなー、元気を出したいなーという時は、乾燥にんにくの方が向いているようです。
結局どっちが良いのだ

- 体内のデトックス効果が強いのは → 生にんにく
- 元気を出したい、食欲増進なら → 乾燥にんにく
という感じではないでしょうか。
その時の自分が必要するタイミングで使い分けていただければと思います。
が、生にんにくは5月前後しか出回らないので、この時期は旬の生にんにくを食べて、体内をデトックスして夏に備えるのが良いんじゃないでしょうか。
ちなみに余談ですが、私はこの時期生にんにくをバナナヨーグルトとジューサーにいれて飲んでます。
以上です、参考にしてみてください。