今年はフリマで多くの方に野菜をお届けできて、とても良い年になりました。
買ってくださった方、本当にありがとうございました。
そこで、今回は当農園が使っている肥料について紹介したいと思います。
お米の産地が近い地理を使った肥料

近所に米(あいちのかおり)農家さんが多く、籾殻や糠が手に入りやすいです。
以前は化学肥料をつかった慣行農法でやっていましたが、今はこの米パワーを使った肥料でも上手にできるようになりました。
使っている材料はこちらです。
- 鶏糞
- 米糠
- 常在菌+活性剤
- カニ殻
- 畑の土
これらに水をたっぷり含ませて握れるほどにしたら、夏は日陰に7日ほど寝かせています。

毎回上手に発酵させることはできず、失敗することがあって大変ですが、一番米パワーが畑に宿っている感じがするのでこだわっています。
こうして発酵して出来た肥料を畑に混ぜて耕し、9月下旬ごろから植え付けを行う予定です。

ちなみにこんな失敗談があります
肥料とは別に、土壌の酸性を中和するための石灰も自作しようと思っていたことがありました。
その代表としてくん炭作りに挑戦したことがありました。
材料となる籾殻は大量に手に入るので挑戦したのですが・・・。

しかしながらこれは1日以上煙を出し続けないといけないため、「近所関係トラブルになるなぁ」と思いやめました。
うちは山に囲まれたど田舎というよりも、田んぼや民家が立ち並ぶ郊外のようなところなので、このくん炭作りは環境的に断念しました。
とはいえ、にんにくの適した土壌は弱酸性(pH6.0~6.5)と酸性よりなので個人的にはあんまり石灰がなくてもpHに関しては手をかけなくてもいいかなと最近感じています。
測定器で測っても、pH6.0を下回るようなことはあまりないです。

と、いうような感じでこだわって野菜のための土作りをしていますがうまくいくことばかりではありません。
ですが、こうして作った野菜を食べてもらえたら作った甲斐があります。
今年はフリマで多くの方から、お褒めの言葉を受けてとてもやり甲斐を感じました。
また、来年に向けてがんばろうと思います。
以上、当農園の肥料つくりでした。