テレビは正しい、新聞は正しいと、ネットは怪しいとか
勝手にそんなイメージがありませんか?
実際にはメディアの発信も実はでたらめの場合もあるし
ネットの情報は早くて正確だったりします。
有機野菜もそんな感じで安全なイメージがあるかと思います。
無農薬野菜もなんとなーくそんなイメージがあるんじゃないでしょうか。
それくらい僕たちって結構イメージだけで実態もよくわからないまま把握しちゃっていることってあるんですよね。
ただどんな情報も鵜呑みにしちゃってしまうと危険だってことも覚えておかないといけません。
テレビもネットも新聞も同じようにイメージだけでみると実態がなかなかよくわからないままになっちゃいます。
体脂肪が落ちる!って本当にごっそり脂肪の塊落とす写真とかありますよね。
今、時間を少し持て余し気味な方でしたらこの機会に深く理解してみるといろんなものがみえてくるかもしれません。
さて、無農薬野菜と有機野菜をなんとなく健康的なイメージってだけで把握している方でしたら、実態を把握していただけると、この先のお話はタメになるんじゃないでしょうか。
まず、無農薬野菜は明確な決まりはなく、表示も禁止されています。
実際に僕のにんにく畑では殺虫剤や除草剤といった農薬を使わないです。そのため大量にバッタが発生したり、草が元気いっぱいに生えてきます。

だから農薬を使っていない野菜なんですけど、無農薬野菜と表記して販売することを農林水産省は禁止しておりできません。
禁止されている理由としては
無農薬で野菜を生産しても、使われている畑に農薬が残留している、他の畑から飛散している可能性があるためまったく農薬の影響をうけていないかどうかの判断ができないため、消費者に誤解を与える恐れがあるからだそうです。
一方有機野菜(オーガニック)は
2年以上農薬、化学肥料を使用していない畑で、農林水産省から認定をもらっていないと表記できません。
有機JASマーク というものですね。
そのため、有機野菜は国のお墨付きってことになりますね。
有機野菜は残留農薬もなければ、化学肥料を使っていないため、より自然の有機物(人工的なものを使わない)でサイクルしているので環境にもよく、僕たちの体にも吸収されやすい健康的な野菜なんですね。
僕も今年は休耕田として使われていた畑を再生させて、有機野菜として農薬も化学肥料も使わない畑でにんにく作りをしています。
こちらは、草と共存することでさらに生態系に準じた自然農法で作られています。残念ながらこの自然農法は明確な定義がされていないため生産者が言ってるだけ(汗)となってしまいますが、みやたのにんにくでは生産過程を発信していきますので信用していただこうと考えております。
これからは生産者も発信していくことで、みなさんに食の安心をお届けしたいと考えてます。
いかがでしたか?
無農薬野菜、有機野菜の違いはイメージだけではなくご理解いただけたでしょうか?
少しでもあなたの食の知識として使っていただけたら幸いです。