農業ブログ

ペストを救った四盗賊の酢

投稿日:2020年4月14日 更新日:

過去に流行ったウイルス気になりますよね

過去にパンデミックになったウイルスを紹介していきます。

1億人以上を殺害したペスト菌

えげつないほど猛威をふるったウイルスです。

当時世界人口が4億5000万人といわれた14世期に起きたペスト菌は、世界人口の2割以上の死者1億人を出しました。日本の人口規模です。

この時に処置されていた方法は、抗生物質の投与でした。

これをしていない人はなんと6割以上の人が亡くなったという悲劇的な状態でしたのでほとんどの人が亡くなったのも無理はないのかもしれません。

(余談)漫画ドクターストーンでできてきた抗生物質サルファ剤を万能薬と読んでいたのが納得できました。

感染経路は人だけでなく、家畜やネズミ、ノミといった動物からも感染することから当時はおそらく多くの知識を持ち合わせていないから予防も難しかったことでしょう。

さて、ここで登場したのが医者ではなくて盗賊です。

17世期にも再びペスト菌は猛威をふるっていた時代その盗賊たちは、死者で溢れかえった街から空き巣を働いていたのです。

悪い人たちですねー

でも、彼らは死ぬことはなかったんです。

えっなんで生きているの?って疑問に思いますよね。

空き巣はひどいけど、なんで生きてるの?って警察の人もそっちが気になったみたいで。空き巣の容疑で捕らえると、なんで無事なのか聞き出したようです。

警察も相当命をかけて捕えたんでしょうね…

命をかけて問いただした結果出た答えが、

お酢に、セージ、タイム、ローズマリー、ラベンダー等のハーブのエキスを混ぜ合わせたものを肌に塗りつけていたようです。

昔からお酢は体に良いって知っていたんですね。ハーブもすごい!

そして、その盗賊の酢はとても広まり人々を救ったんです。

その後、100年以上がすぎてフランスのマルセイユで再びペストが猛威をふるったのですが、ここで再度この酢とハーブが活躍をするのですが、これらになんと我らが「ニンニク」が加わることで消毒剤として人々を救ったんですね。

お酢もハーブもニンニクもすごい!

昔から体に良いとされている物は、少し癖があってたくさんは摂取できませんが少しでも取り入れることで人々の生活を支えていたかと思うと、昔の人の知恵は改めてすごいなって思いました。

今でもペスト菌が消えたわけではありません。

僕たちが免疫を持っているおかげでなかなか感染をすることはありませんが、いつネズミやノミから再度感染するかわかりません、清潔に保ちつつ、健康的な生活を整えないといけませんね。

(余談)19世期に日本でペストで死者が発生し、その際に東京都はねずみを1匹捕まると報奨金を出していたほど警戒していました。そのため日本も例外とはいえないんです。

健康的な生活に、食品から対処できる時代ですからね。

みなさん、最近ハーブティー飲んでいますか?

お酢を取り入れていますか?

ニンニク食べていますか?

忘れて思い出した時こそ摂取ですよ!

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