農業ブログ

うちの草対策

投稿日:2021年10月27日 更新日:

除草剤を使わないと、草が元気に伸びてきます。

そこで、うちでは籾殻(もみがら)を使って対策をしています。

籾殻を使うメリット

  • 腐るまでに時間がかかるので長期で使えて、土にかえる
  • 籾殻に含まれるケイ酸が葉茎を丈夫にする
  • 黒マルチの間にいれることで雑草の光合成を抑制する
  • 籾殻に雨の水分が含むことで、保湿効果がある

とにかくうちの近くは米どころなので、籾殻がたくさんてにはいります。

そこで、地の利を生かして籾殻を使ってにんにくを強化しています。

一ヶ月もすると、こんなに雑草は元気に生えてきてしまうので籾殻で抑制させます。

腐るまでに時間がかかるので長期で使えて、土にかえる

黒マルチと違って、有機物なので自然に分解されます。

でも、分解しにくい成分が多いため、にんにくのように長期間かけて作る作物には向いています。

籾殻に含まれるケイ酸が葉茎を丈夫にする

籾殻の栄養成分は8割が炭水化物、2割がケイ酸でできていると言われています。

そのうちケイ酸は、葉茎を丈夫にする効果があるので一役かってくれています。

黒マルチの間にいれることで雑草の光合成を抑制する

光を遮断することで、余計な草が生えにくい環境を作る黒マルチですが穴の隙間があるため、そこから草がはえてきます。

その穴の隙間に籾殻をいれてあげることで、雑草は光合成しづらくなります。また、にんにくはすでに葉が生えているので成長阻害の影響はありません。

籾殻に雨の水分が含むことで、保湿効果がある

籾殻はカラッカラに乾いているので水分を含んでくれます。

にんにくはそれほど水分が必要ないから保湿の必要性はないですが、乾燥し土が固くなるといびつな形のにんにくができてしまいます。土を柔らかくするために保湿効果があるのは効果的です。

補足:通路を広くするメリットについて

通路には雑草が生えてきますので、耕運機が通れるように広めにしています。

こうすることで、除草作業が大幅に楽になります。

去年、草削りしてたら腰が痛くて、とほほ…でした

場所を取ってしまうので収穫量は減りますが、楽なほうがいいです!

耕運機で走ればこんな感じになります。

もちろん、黒マルチの穴の除草作業はこれからがんばります(汗

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